追肥(夏肥)
3月に施した春肥は、主に、新梢伸長のために吸収され、また、土中から流れ出て不足の状態になっています。そこで、5月上~中旬に追肥(夏肥)して、樹の生長と果実の成熟を促します。
どのように肥料を与えれば良い?
鉢植えの場合、マグアンプK、あるいはIB化成を施肥(春肥)と同じ量、鉢土の表面に置きます。骨粉、またはボカシ肥料を施す(写真左)のも良いでしょう。これらの肥料は、水やりによって徐々に成分が溶け出るのが特徴です。
もし、葉緑素が激減して黄白化する「クロロシス症状」(写真右)が出ていたら、硫安を若木で5g、成木で10gくらい与えて様子をみます。2週間ほどで回復した場合、土壌pHの高さが原因に考えられます。