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カシス

疲れ目やかすみ目に効果があるとされているのが、ブルーベリーです。

ブルーベリーが目に良いとされるのは、アントシアニンという成分が多く含まれているからです。

アントシアニンはブルーベリーの他にも、ナス、紫芋、赤紫蘇、ぶどう等に含まれている赤紫色の色素の事で、ポリフェノールの一種です。

このアントシアニンは、植物を紫外線から守る働きがある成分です。

またアントシアニンには、人の目の網膜の中にあるロドプシンという成分を再合成させる働きもあります。

ロドプシンというのは、光を感じると自身を分解させる事でその光を信号に変え、脳に何が見えているかを伝える働きをしているタンパク質です。

ロドプシンは光を感じて信号を送るたびに分解されますが、短時間で再合成され、また光を受けると分解されます。

この分解と再合成がうまく行われている間は良いのですが、目を酷使すると再合成の力が弱ってきて、視界が悪くなっていきます。

そんな時に、アントシアニンを摂取すると、その再合成を助けてくれ、またすっきりとした視界を取り戻してくれるのです。

そのため、ブルーベリーには疲れ目などを回復させてくれる効果があるとされています。
現在、そんなアントシアニンを摂取しようとするとブルーベリーが人気ですが、カシスもまた、そんなアントシアニンが多く含まれている事で注目を集めています。

カシスは、クロスグリとも呼ばれています。

しかも、カシスにはブルーベリーにはない、カシスアントシアニンが含まれています。

パソコンなどを凝視していると、画面から目を離して遠くを見た時に、ピントが合わないと感じる事があるでしょう。

カシスには、そんなピントが合わない状態を改善してくれる働きがあるとされています。

ですから、ただ疲れ目を改善するだけでなく、そうしたピントを合わす効果もある為、目を酷使する人ほど、カシスの摂取がおすすめです。

カシスは摂取後効果が出るまで2~4時間程度かかる事がありますから、目を酷使しそうだと思ったら、あらかじめ飲んでおくと良いでしょう。