ブルーベリーでウイルス予防できる!?
ブルーベリーは、ヨーグルトに入れたり、そのまま食べたりと、私達の生活にとても身近な存在となっています。
これまでにもブルーベリーは、ブルーベリーに多く含まれるアントシアニンに眼精疲労の改善効果があるとして、目のサプリメントとして活用されてきました。
その他にも、アントシアニンには抗酸化作用があるために肌の若返りが期待されたり、毛細血管を保護することで冷え性を改善したり、また、心臓病や脳溢血などの病気に対しても予防の効果があるとされてきました。
アントシアニンのほかにも、ビタミンやミネラルや食物繊維といった様々な栄養素が豊富な点も、ブルーベリーが人気の原因と言えるでしょう。
さらに2005年、このブルーベリーには人間にとって非常に有用な効果が隠されていたことが明らかになりました。
ブルーベリーの果汁が持っている、風邪やインフルエンザなどの病気予防する抗ウイルス作用です。
ブルーベリーの果汁を培養細胞に注ぎ、風邪の原因となるアデノウイルスやRSウイルス、インフルエンザウイルス、単純ヘルペスウイルスなど4種類のウイルスに振りかけて10分放置したところ、素晴らしい結果が確認されたのです。
インフルエンザウイルスの場合は166倍に希釈した果汁でウイルスが半減し、風邪の原因になるRSウイルスの場合では1000倍に希釈した果汁であっても十分な効果を発揮することが確認されました。
つまりこの研究によりブルーベリーには先にあげた眼精疲労改善や肌の若返りや毛細血管の保護などに加えて、病気の原因となるウイルスから人間の体を守るという病気への予防作用があると判明したのです。
目や肌のコンディションを気にしている方や、普段仕事や家事をしていて体調を崩すわけにはいかないという人にも効果があると認められたブルーベリーですが、日常的にブルーベリーを食事に取り入れて摂取するには中々難しいものでもあります。
そういった場合には、ブルーベリーサプリなどを服用することで、ブルーベリーに含まれる有効成分を効率よく摂取することが可能になるでしょう。