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ブルーベリーの老化予防効果

ブルーベリーは、目の視力を高めるだけではなく、強力な抗酸化食品として注目を集めるようになってきました。

ブルーベリーのアントシアニン色素のように、天然色素には強力な抗酸化作用があって、私たちの体の細胞を傷つけ、老化を促したり、ガンなどの生活習慣病を誘発したり、またアトピー性皮膚炎などの慢性疾患を引き起こしたりする活性酸素、あるいは過酸化脂質などのフリーラジカルから、身体を守ってくれる働きのあることが分かってきたのです。

私たちは絶えず呼吸していますが、空気中の20%をしめている酸素を利用して、私たちの60兆個といわれる細胞で、エネルギーがつくられています。私たちが生きていくためのあらゆる生命活動は、酸素なしには考えられません。

しかし、利用した酸素の2%くらいが、体内で有害な活性酸素に変わって、細胞を傷つけ、老化を促進し、ガンや生活習慣病を誘発することが分かってきますと、体内に取り入れる酸素は、多ければ多いほどよいという認識は、今や改めなければならなくなったのです。

また、激しいスポーツやストレスは活性酸素をより多く発生させることから、寿命を縮めることも明らかになってきました。

地球規模の環境破壊や食をとりまく環境の悪化など、活性酸素を増やす要因は、さらに多くなってきています。

その一方で、私たちの体内には、活性酸素の害を消してくれる3つの酵素があること、また、ビタミンやミネラル、そしてブルーベリーに含まれるアントシアニンのように、植物に含まれる抗酸化物質などにも、そうした働きのあることが明らかになってきました。

このような働きをもっているブルーベリーのような食品は、抗酸化食品と呼ばれ、私たちの健康維持に、老化予防、さらには生活習慣病や慢性疾患の予防や治療にも使用されるようになってきたのです。