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ブルーベリーの必要性が高まる

ブルーベリーがヨーロッパでは、壊血症や泌尿器病のほかに、糖尿病や脳卒中にもよいことは、古くから長い経験でよく知られ、広く使用されてきました。

そのブルーベリーエキスの、青紫色成分であるアントシアニン配糖体(VMA)が、イタリアやフランスなどヨーロッパ諸国で、医薬品として認可され、その評価はどんどん高まってきているのです。

目の視力を高める「目の機能性」について、医学的な臨床効果が確認されたからでした。

近代社会においては、目の使用が著しく増加しています。パソコンやスマートフォンの普及が、急速に拡大してきていますから、これによるディスプレイ作業に従事する人々の、視覚障害は10年以上も前からVDT症候群と呼ばれ、大きな社会問題となってきたのでした。

厚労省でもOA機器のディスプレイを、長時間続けることで、眼精疲労やイライラ、さらに肩こりなどが、どのように発生しているかの実態調査に、3年計画で乗り出したのです。

また、文科省は毎年まとめている「学校保健統計」で、小中高生の裸眼視力の低下が年々上昇カーブを示して、歯止めが効かない状況であると認識しています。

さらにまた、自動車運転が原因となる夜間の視覚機能の低下は、今後さらに増加の一途をたどると思われてきました。

これらの環境悪化に対応しての視覚障害に、このブルーベリーの生理活性を応用して、視覚機能を改善することができるということは、「眼の諸症状による苦痛」に悩む人々に、非常に明るい希望と結果を与えてくれる効果を示すものです。

これをヨーロッパの諸国が、医薬品として認めて20年以上使用し、何らの副作用問題も発生しないで、評価が高まっているという事実は、わが国の天然物を医薬品として認めたくない環境にあっても、使用者にとって保健食品としての使用ができ、同一効果が得られることから、目の障害を低下させられることで得られる生活上の安定は、最も歓迎されるべきものなのです。

ブルーベリーのアントシアニンは、腸から吸収され血液の中に、そのままの状態で吸収されることと、しかも15種類のアントシアニンの組成形態は、ラットの試験でも変わらないことが明らかにされています。

最近のイタリアの研究では、ブルーベリーのアントシアニンは、ロドプシン(視紅素)を活性化するだけでなく、活性酸素の害を消す働きがあることから、現在活性酸素が細胞レベルでの生活習慣病や慢性疾患の90%に対し、誘発原因と理解されてきましたので、このブルーベリーが多くの臨床研究でも、有効性が示されてきて、評価はますます高まってきました。